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英語喉(のど)の秘密
ネイティブメソッドについて
 書籍「英語喉(のど)50のメソッド」で紹介する方法をネイティブメソッドと言います。
ネイティブメソッドは、英語ネイティブが発音の際にしていることと同じことです。英語ネイティブのまねをする方法というよりは、ずばり英語ネイティブがしゃべる時に実践している方法そのものなのです。
200年めの発見
 日本人は外国のものをうまく取り入れ、工夫することで、科学技術を発展させ、ついに世界の経済大国となりました。ところが、外国語に関しては、まじめな国民性をもってしても、歯が立ちませんでした。日本人は、英語発音と聞き取りにおいて苦労します。これは日本人の能力のせいではなく、長い間ある勘違いをしていたことが原因です。ずばり、英語は口というよりも喉で発音するものなのです。日本語で言うと首にあたる部分の喉です。ネイティブの声が、日本語よりも深く、立体的に響くのには、わけがあったのです。
 なぜ喉で発音するとネイティブと同じ発音ができるのでしょうか。理由は単純です。それがネイティブが英語を発音する時にやっていることだからです。さらに、もう1つ理由があります。喉を使うと、どんな音でもうまくまねることができるのです。言語だけでなく、犬の鳴き声や自動車のエンジン音など、喉を使えば、どんな音でもうまくまねすることができます。
ネイティブの先生の困惑とそれなりの工夫
 英語ネイティブの先生の教え方が勘違いのもととなりました。皆さんの発音を助けようとするがあまりに、舌や唇をおおげさに動かしたり、口を大きく開けたりして発音指導をしました。ネイティブの先生たちの悩みは日本人相手に英語の音を教えても、近い音を出してくれないことでした。おおげさに教えれば、ネイティブ音に似たような音がすることがたまにあります。巻き舌で発音すればRに少しだけ似た音が出ます。唇を丸めればWに似たような音が出ます。似ているとはいえ、おおげさな発音法は決してネイティブ音と同じにはなりませんでした。
 ネイティブの先生には、日本人がなぜ音の区別がつかないのかがわかりません。英語ネイティブ自身は、日本語の音はすべて区別できますし、慣れれば、すべての音を発音できます。でも、日本人には英語音がわからない。このことの理由が理解できず、絶望的な気持ちから、ネイティブの先生はおおげさに舌や唇を動かすことでその場をしのいできたのです。
日本人の対応 英語道
 日本人は英語ネイティブの先生から教わった「おおげさな発音法」を極端な形で追求しました。「道(どう)」をつくりあげてしまったのです。舌の位置や唇の動かし方などを作法とし、とにかくおおげさに発音することを続けてきました。特に「道」には、おおげさな動作を繰り返せば基本をつくれるという考えがあります。多くの日本人は、形に基づいて発音練習をがんばってきました。ところがネイティブの英語にまったく近づきませんでした。うまくならない不満から、「日本人には日本人の英語があってよい」とか、「ネイティブの英語をまねる必要はない」といった考えも生まれました。
英語の根がわかれば聞ける、発音できる
 日本人もネイティブの先生もあることに気がつきませんでした。それは英語の音の最も大切な部分が何であるかです。木にたとえます。これまで人々は、葉っぱや枝だけを教えていたようなものです。しかし、葉っぱや枝は木の根があるからこそ育つのです。この根を教えることを人々は忘れていました。 英語発音の根は喉です。口の中で起こる細かい摩擦の音ではなく、喉から出てくる豊かな音色に耳を澄ましてください。日本人でも英語音が簡単に、瞬間的に聞き取れるようになります。根から勉強を始めれば、幹、枝、葉のすべてを理解し、木の全体を知ることができます。
 日本語は実にユニークです。もちろん喉にある声帯から音を出しますが、喉を緊張させることで1つ1つの音を短くします。そのせいで喉を響かせることができません。つまり日本人の発音は口発音なのです。
 一方、英語だけでなく、欧米の言語はすべてが喉発音です。実はそれだけではありません。動物も喉で音を出します。犬が吠える様子を思い出してください。口は開けたままで、音のほとんどは喉で響きます。哺乳類の基本の発声法は喉発音なのです。
 実は日本人でも赤ちゃんは喉発音をしています。赤ちゃんの泣き声は、口ではなく、喉で音が響きます。幼児期になると、喉発音から口発音へと移行していきます。英語発音をマスターすることは、人類にとって最も自然な発声法に帰ることを意味します。
 従来の方法は口の動きにとらわれすぎていました。音をつくり出すメカニズムにおいては、唇、舌、あごの動かし方は非常に些細なことなのです。木にたとえると、葉っぱや枝です。日本人はこれまで、些細で表面的なものをおおげさに動かすことで英語の発音を試みました。これでは正しい発音ができなくて当然です。
 英語音の根のもう1つの大切な部分はリズムです。日本語のリズムは2ビートで、英語のリズムは3ビートです。これまでの日本人の英語のしゃべり方は、ワルツで盆踊りを踊っているようなものだったのです。実は3ビートさえ心がけていれば、これまで強調されてきたイントネーションとかアクセントの位置などはすべて忘れてもよいのです。
 もちろん英語にはいろいろな種類があります。本書はアメリカのテレビニュースで使われている標準米語を扱います。とはいえ、どんな種類の英語でも、喉発音であることと3ビートであることは共通です。実はすべてのヨーロッパ言語において、喉発音と3ビートの原則は同じなのです。
ネイティブメソッドと従来の方法はどう違う?
 喉発音を最重要視するネイティブメソッドに、ネイティブ自身を含む多くの人が疑問を持つかもしれません。音によっては唇を少し丸めたり、口を大きく開けることもあるだろうと。しかし、おおげさな口の動きは、人に対して、はっきりと発音を示したいという熱意が、顔に表れているのです。英語学習者に対してだけではなく、また日本語でも英語でも、人が相手にメッセージを強く伝えたい時には、その心が表情として表れます。実際の会話では、ネイティブはほとんど喉でしゃべっています。ネイティブメソッドは、ネイティブどうしが、観察されているとは知らず自然にしゃべっている英語を観察することで誕生した真のメソッドです。逆に、従来のメソッドが参考にしたのは、「観察されているぞ」と意識過剰になっているネイティブのおおげさな英語でした。そのために、観察者の脳が視覚情報に頼ってしまい、「表情」と「音声」の境を勘違いしてしまったのです。
 3ビートは英語圏の小学校で教えられるシラブルの概念と基本的には同じです。ただし、西洋人にとっては、当たり前すぎて、意識もされていないスウィングとフォロースルーを説明します。例えば、体育の先生がマラソンを指導するときに、右足、左足を交互に使いましょうとは言いません。当たり前だからです。西洋人はリラックスさせた喉を、開けたままで喋るので、何も考えなくても、スウィングとフォロースルーが起こります。また西洋言語は全て3ビート言語です。西洋人が他の西洋言語を外国語として学ぶときには、シラブルに関しては、勉強する必要がありません。一方で、口発音であり、2ビート言語である日本語をしゃべる日本人学習者は、根本のレベルから学ぶ必要があります。
 残念ながら、従来のシラブルの説明には、英語音の流動的なつながりを生み出すスウィングとフォロースルーがありませんでした。また従来のアプローチは、シラブルの理解が英語発音と聞き取りに、どれだけ大切かということに気がついていませんでした。
練習前の発音を録音しておこう
 皆さんの英語はおおいに変わります。「英語喉(のど)50のメソッド」レッスン1の発声練習を始める前に、皆さんの発音を、以下の素材を使って、録音しておいてください。この素材は練習用素材として、「英語喉(のど)50のメソッド」のドリル章の最後でもう一度登場します。使用前と使用後の録音を比べることで、ネイティブメソッドの威力を確認してください。

Bento box lunches are special to Japan. A bento is a lunch that has many dishes. The most typical bento has fish, other meats, rice, pickles, and different kinds of vegetable dishes. Some kids take them to school. Some people take them to work for lunch. People love them. Some busy people buy them at convenient stores and eat them for dinner. You can even buy a bento before taking a train trip.
さあ「ネイティブメソッド」を始めましょう。
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